作詞・作曲/坪内 佐智世
小さ目の楽器屋の奥 並ぶギターの匂いの中
深く深く吸った煙 穏やかに吐き出しながら
足を組んで外を見てる
「いらっしゃい」とこっちを向いて
「ああ、君か」とまた外を見る
足を組み替えていきなり 彼女の話したりして
どこか満たされてなかったようで
もうすぐ あの頃のあなたの歳になる
それはそれは 大人に見えてた
どうしても どうしても 追いつけない
遠い遠い目で
何を見てたのか
きっとどこかで どこかできっと
あなたに会えるような気がして
急にばったり会うよな気がして
きっと私は 私はきっと
当たり前のように挨拶して
ずっと好きでしたって言うはずよ
「昨日までで実はこの店辞めるはずだった」 なんて言ってた
「誰にでも言うわけじゃない」 と タバコもみ消してぽそりと
思わぬところで目が合った
少し早めにシャッター閉めた店の中
売り物のギターで歌ってくれた
ある日 あなたは いなくなったけど
あの時の歌は 今も響いてる
きっとどこかで どこかできっと
あなたに会えるような気がして
ずっと好きでしたって言うはずで
きっとあなたは あなたはきっと
「分かってたよ」と答えるはずよ
涼しい顔で答えるはずよ
きっと私は 私はきっと
ためらいもなく 道の真中 キスしてほしいって言うはずで
きっとあなたは あなたはきっと
すぐに触れて そして離れてく
触れて 離れる
…それだけのこと
大橋