額田王さまへ

〜思考試行錯誤〜

 

あのー、額田王だったっけかなー・・・兄弟の天皇二人とも恋人だったかなにかで・・・・
二人とも死んでしまって、自分はまだ生きていて、
悲しくって悲しくってしょうがないんだけど、嘆きつつも私はまだこうして生きている、
その呼吸している自分を責めて
「我は人かは(あたしって、ほんとに血の通った人間?!)」と、
嘆きまくってた歌があったと思うんだけど・・・・

何も調べずに記憶だけで書いているので全っ然違っていたりするかもしれない。
しかし、私がそういうふうに記憶してしまっているところに意味があるわけで、
折に触れ、この嘆きかたというもんを思い起こすのだけれど、
悲しくても、どうあっても、生きていてしまうもんなんだ。
体や心に、ヒトとしてのフツウの生命力があってしまうと。

それでヨヨと泣き崩れてやがて病の床に伏して「嘆き死に」できたりするようなひとは、
かわいいし、同情してもらえたりしてある種そっちの方が楽なんだけど
それはまたある意味では「自然淘汰」であって、共感は敢えてしないのよね。
なんちゅうか、何かにつけ歯食いしばってきた人間としては、
時には、気がつくと一人で唸り声しぼりだしていたりするほどに
歯をくいしばってる人間としては、そんなタイプに共感なんぞしていちゃあ、女がすたる。

すぐ手を差し伸べてもらえるタイプの人には決して分かるはずのないキツさの中で
身がよじれるほどに悲しくてもどうあっても息をしていた額田王には、

そうですあなたは立派な人間です

と、言ってあげたい。実に大きなお世話だけど。
ほんとだ。実に大きなお世話だ。

                             2003.2.17

 

 

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